客が増える年末年始を前に、山陽小野田市のショッピングモールで防犯訓練がありました。

新らたな拘束用具も導入されました。

福満まい記者
「新しく取り入れられたこちらの拘束用具、一突きで犯人の動きを止めることが出来るんです。(やられる)本当に動けません」

山陽小野田市のおのだサンパークで行われた訓練はガソリンや刃物を持った不審者が職員に詰め寄る想定です。職員は隙を見て警察に通報、警備員やほかの職員に応援を要請します。駆けつけた職員らによって不審者は取り押さえられました。

さすまたの先につけられたバンドで犯人の動きを封じる、新用具、「瞬間的拘束用具」も使われました。

おのだサンパーク 野口嘉一 代表取締役専務
「いつこういう事態が起こるか分かりませんので、日頃からこういう訓練をすることで万が一、起こっちゃいけないけどこういうことが発生したときに冷静に対応できる」

訓練は全国の大型商業施設で事件が相次いだことを受けて毎年、年末年始を前にしたこの時期に行われています。

警察からは犯人と距離をとることや凶器を持っている場合は無理に確保しないことなどの指導がありました。

山陽小野田署 生活安全課 奥田哲成課長
「これから年末年始、人の流れもお金の流れも激しくなりますので、自分の気持ちにゆとりをもってやって(行動して)頂けたらと思います」

おのだサンパークでは今後も警察と協力した訓練をし、防犯意識の向上に努めるとしています。