山口県長門市に伝わる県の無形民俗文化財「滝坂神楽舞」を、地元の小学生が体験しました。

滝坂神楽舞の体験学習をしたのは、長門市の明倫小学校の3、4年生合わせて33人です。
最初に滝坂神楽舞保存会の人たちによる弓を使った演目を鑑賞しました。
地域に伝わる伝統を守っていこうと学校と保存会などが連携して開きました。
このあと、児童たちは自分たちで作った御幣や鈴を手に、神楽独特のリズムを取りながら基本の舞を体験しました。
滝坂神楽は五穀豊穣や牛馬の安全を願っておよそ260年前に始まったとされ、県の無形民俗文化財に指定されています。

児童たちはかねや太鼓のたたき方も教わり、地元の伝統の奥深さを感じているようでした。
地元の小中学生10人も保存会のメンバーです。
児童
「ずっと続いてほしいから願いを込めながら守っていきたいです。貴重な体験も楽しかったからきょうはずっと頭の中に残っているだろうなと思います」
滝坂神楽舞は11月2日に三隅滝坂地区の黄幡社例祭で奉納されることになっています。













