山口県警下関署は15日、駐車中の乗用車に火を放ち全焼させたとして、福岡県北九州市門司区大久保に住む無職の男(71)を建造物等以外放火の疑いで逮捕しました。

警察によりますと男は、3月7日午後10時27分ごろから10時40分までの間に、下関市の路上に駐車中の下関市に住む男性(67)が使用する乗用車に火を放ち、全焼させた疑いがもたれています。

この火事によるけが人はいませんでした。

男と被害に遭った男性は面識があったということです。

この火事で前後に駐車していた車2台の一部が溶ける、付近の住宅の外壁にすすが付着するなどの被害がありました。

警察の調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

男は、7月28日に住宅に火をつけて外壁を焦がしたとして現住建造物等放火未遂の疑いで、8月18日に駐車場でタイヤを切り裂いたとして器物損壊の疑いで逮捕されています。

警察で動機や余罪などを調べています。