地元の人に長年親しまれた味が復活です。去年、ひっそりと廃業した山口県山口市の洋菓子店がリニューアルオープンし、懐かしい味を求める買い物客でにぎわいました。
山口市の宝来屋です。1日、リニューアルオープンを迎え、開店前から行列ができました。
一番乗りの客
「ここのシュークリームは2、30年前からのファンで、甘すぎずボリュームたっぷりで、大変楽しみにしていたんですけど、10月からやるということで期待してきました」
宝来屋は1946年、和菓子店として創業。創業者の長男で、東京の専門学校で洋菓子を学んだ松岡茂良さんが、1970年に家業を引き継ぎました。
そのころ生まれたのが、シュークリーム。ボリュームたっぷり、懐かしいおいしさが評判で、長年のファンも多くいます。
80年近く愛されましたが、設備の老朽化がネックとなり昨年末に廃業しました。