夜の美術館で新たな発見をしてもらおうと、市民が展示作業に参加する「夜活」が山口県下関市の下関市立美術館で行われています。

9日に開幕する特別展「古代エジプト・ふしぎ発見!」の関連イベントです。

夜の美術館でスタッフとして活動することで、市民らに新しい発見をしてもらおうと行われています。5日は15人が参加し、期間中に展示会場のそばに設置されるオープンアトリエコーナーの準備をしました。

参加者は古代文字のヒエログリフをテーマに、自分たちで考えたクイズや豆知識を壁に貼りつけていました。

参加者
「夜の美術館って、まずワクワクする気持ちできています」

参加者
「実際、展示する内容に自分たちの目線で関われるというのが、すごく魅力的」

オープンアトリエコーナーでは期間中、一般の来場者もクイズや豆知識を展示できます。

下関市立美術館 渡邉祐子学芸員
「夜活に参加した皆さんがそれぞれ取り組まれて楽しんでくださったように、展覧会を見にくる皆さんも楽しんでもらえたらいいなと思ってます」

古代エジプトの美術工芸品280点を紹介する特別展「古代エジプト・ふしぎ発見!」はtysテレビ山口開局55周年の記念イベントで、9日に下関市立美術館で始まります。