20日に投票が行われた参議院議員選挙山口選挙区は、JNNの調査やこれまでの取材などから、自民党の現職、北村経夫さん(70)の当選が確実となりました。
北村さんは田布施町出身で、熊毛南高校、中央大学を卒業後、ペンシルベニア大学大学院に進み、産経新聞社に入社。記者を経て、政治部長、編集長、執行役員を歴任しました。
2013年、全国比例で参議院議員選挙に立候補し当選。出馬に声をかけたのは当時の安倍総理だったといいます。2021年には、衆議院にくら替えした林芳正官房長官の後を継ぎ、山口選挙区で当選しました。
これまで12年間、議員として務めてきた経験などをみずからの強みとし、選挙戦では、与党としての「責任」を強調。「この国を前に進めることができるのは自民党である」と繰り返し訴えました。