小学生チームが参加するバレーボール大会が4日、山口県山口市で開かれました。
競ったのは技術だけではありません。
山口市で開かれた小学生のバレーボール大会「GW杯」。
今年で30年目ですが、実はこの大会、試合以外に恒例の行事があります。
小野VBC 渡邊彩華 キャプテン
「ラリーのときにはコーチやOBの方と一緒にラリーをしているので毎日とても練習になり感謝しています」
スピーチ大会です。
GW杯を主催 玉祖花燃ゆ 町田利江 監督
「バレーを教えるだけでは、バレーは決して強くならないなっていうのはあったし、どういうことをさせたらいいかなっていうような考えのもとで、こういうものを始めてみました」
人前で話すことで、プレッシャーに負けない度胸を養います。
今回のテーマは「勝負への思い、試合に勝つ為には…」。
審査員は各チームの監督です。
原バレーボール教室(広島県)松田涼那 キャプテン
「カバーをしてくれてありがとう。打ちやすいトスを上げてくれてありがとう。こんな感謝がコート内にあふれることで、自分たちの目指すバレーボールができていきます」
試合とは違う緊張感があったようです。
辰川スポーツ少年団(広島県) 乙田英汰 キャプテン
「スピーチのほうが試合の何倍も緊張しました。監督たちの圧がすごいからです」
西岐波JVC 山田紗瑛 キャプテン
「勉強になるし、緊張するけど楽しいのでいいです」
体育館には、小学生の思いのこもった声が響いていました。