山口県岩国市を舞台にした映画「かぶと島が浮く日」で主演を務める岩国市出身の俳優・松林慎司さんが出演者などを発表しました。
「かぶと島が浮く日」は、松林さんが企画、プロデュースし主演を務めました。
すべて岩国市内でロケを行い、有志が製作委員会を作って撮影をサポートしたほか80人以上がエキストラとして参加しました。
閉館した映画館の元支配人と、その親友で父親の認知症に正面から向き合えない高校時代の同級生。
2人の男性が40代となり自分の人生やふるさとを見つめ直すストーリーです。
松林さんが元支配人、同級生役を広島県出身のタレントドロンズ石本さんが演じます。
このほか岩国市出身の俳優岡本信人さんをはじめ地元からは市観光大使のしば犬ジェームスJr.劇団のんたの中谷久江さんらが出演します。
俳優 松林慎司さん(岩国市出身)
「まちの発展のために新しく生まれ変わるものそして惜しまれつつなくなるものそういったものを映画っていう作品の中で何か発信できないかなっていうふうに思ったんです。で何より今の岩国市っていう駅前の表情っていうのを映像に焼き付けたかった」
今年秋に完成予定で、市内で完成試写会を開くほか来年の全国公開を目指します。