山口県内の多くの高校で卒業式が執り行われた中、世界で戦うアスリートも卒業の日を迎えました。

バドミントン女子シングルスで日本一となった柳井商工高校の宮崎友花選手も1日、涙とともに旅立ちました。



柳井商工高校女子バドミントン部の宮崎友花選手は、昨年末の全日本総合選手権女子シングルスで、高校生ながら初優勝。快挙を達成しました。

4月からは、周南市を拠点に活動するACTSAIKYOに入団します。

高校3年間は、日本A代表の練習や国際大会でほかの生徒と同じような学校生活を送ることはできませんでしたが、思い出もできました。



宮崎友花 選手
「文化祭が自分の中では楽しい思い出になりましたし、学校の楽しさをそのときすごい感じて遠征中でも学校に行きたいなって思っていました」



卒業式のあとはバドミントン部の引退セレモニーです。

今年度、柳井商工はインターハイの学校対抗で優勝し、大会4連覇を達成。

宮崎選手は女子個人シングルスでも連覇を果たしました。

セレモニーではこれまで支えてくれた竹光唯至監督やチームメイトに感謝を伝えました。

宮崎友花 選手
「先生の前で優勝することができて、先生と夢をかなえることができてよかったです。6年間ありがとうございました」



中学1年生から腕を磨き続けた柳井市での6年間を締めくくりました。



宮崎選手を含む女子バドミントン部の卒業生8人は、実業団や大学、就職などそれぞれの道に進みます。