地元企業と地域との交流を深めようと医療機器メーカー、テルモ山口が山口県山口市の小学校で出前授業をしました。

出前授業に参加したのは山口市の佐山小学校でサイエンスクラブに所属する4・5・6年生14人です。

講師は、市内の医療機器メーカー、テルモ山口の社員です。

児童は、本物の注射器を使った接種体験や、微生物を持ち込まないように工場で着る、ハーフスーツと呼ばれる作業着を試着して医療用の道具について学びました。

また、事前に採取した自分の手や顔などの菌を培養し、観察しました。

佐山小学校6年生
「菌が予想以上に大きかったです、一番多かったのはたぶん、顔だと思います」

佐山小学校6年生
「テルモ山口は病気の人たちを機械などをつくって助けてくれる会社だと思います」

テルモ山口・管理部・大谷俊輔さん
「科学に興味をもっていただいて、この先のみなさんの活動が広がればいいなと、ゆくゆくは地元にこういう企業があるので山口に残って地域貢献してほしいなっていう思いを持っています」

テルモ山口は今後も、地元企業として地域との交流を深めたいとしています。