水産や海洋技術を学ぶ実習船「海友丸」が22日、大津緑洋高校(山口県長門市)の生徒を乗せて出発しました。
「海友丸」が拠点とする長門市の仙崎港で、出航式がありました。
水産や海洋技術を学ぶ大津緑洋高校の32人と、福岡県立水産高校の10人の合わせて42人の実習生が乗り込んでいます。
大津緑洋高校の生徒
「苦しいときは仲間と励まし合って生活していこうと思います。そして遠洋航海から帰港するときには、今までとは違う自分たちを家族や先生方に見せたいと思っています」
「海友丸」は、山口・福岡・長崎の3県が共同で運航する実習船です。
小笠原沖のマーシャル諸島から、ハワイに近いジョンストン近海でマグロはえなわ漁の実習をすることにしています。
見送る家族
「頑張れ!」
実習生
「任せて!」
ハワイのホノルルにも寄港し、上陸して県人会の人たちとの交流会などが行われる予定です。
保護者
「友だちと仲よくきずなを深めてほしいと思います」
「苦労とか楽しいとき、いろいろあるから、そういうものを勉強してもらいたい」
実習の55日間に11回操業し、静岡県の焼津港で水揚げして3月17日に仙崎港に帰ってくる予定です。