きょうは暦の上で、1年で最も寒いとされる大寒です。

防府市の春日神社では、冷水につかり無病息災を願う大寒みそぎが行われました。

小田浩史アナウンサー
「みそぎということばは『身をそぐ』から由来しているとされています。寒い日に己を鍛えることで健全な心身を養おうというもので、大寒みそぎを行えばその1年はかぜを引かないと言われています」

午前6時半の気温は手元の温度計で7.5度。

最低気温は3月上旬並みで、平年に比べるとそこまで寒くない大寒となりましたが・・・

朝の冷気が参加者の体に、容赦なくまとわりつきます。

呼吸を整え、邪気を払うための作法を行ったのち・・・

いよいよ水につかります。

参加者は胸のあたりまで水につかり、およそ1分10秒の間、「祓戸大神(はらえどのおおかみ)」と唱えます。

冷水でしっかりと心身を清め、1年の無病息災を祈りました。

参加者した女の子
「冷たかった」


今回は、5歳から87歳まで69人が参加しました。

こちらは、去年に引き続き2回目の参加です。

去年から参加の男性
「(去年に比べたら気温だったりはいかがですか?)ことしは暖かいですねかなり、はい」

それでも、しっかり身が引き締まったそうです。

去年から参加の男性
「(このあとは)そのまま出社します。(いい仕事できそうですか?)そうですね、はい。怒られないように頑張ります」

大寒みそぎは22日までの3日間、朝と夕方の2回行われます。