生活保護の書類を偽造し現金をだましとったとされる元宇部市職員の男(27)に、地裁宇部支部は懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。


判決によりますと男は、2022年から2023年にかけて、生活保護の支給に関する書類を偽造し、生活保護費およそ94万円を市からだまし取りました。

またおととし、2回にわたり生活保護費の返還金合計56万円を、着服・横領しました。

きょうの判決公判で地裁宇部支部は「各方面に迷惑をかけた」と犯行の重大さを指摘した上で、「反省し、被害弁償の努力もしている」として懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。求刑は懲役3年でした。