夏の高校野球で県勢として37年ぶりの準優勝を果たした下関国際高校の選手らが26日、村岡知事を訪問しました。村岡知事は「大きな勇気と感動を与えてくれた」と選手をたたえました。

下関国際高校の選手らは県庁に到着し、職員に拍手で迎えられました。
下関国際高校は、夏の甲子園で優勝候補の大阪桐蔭を破るなど快進撃を見せました。決勝では惜しくも仙台育英に敗れましたが、県勢としては37年ぶりの準優勝を果たしました。
選手らは知事を訪ね、甲子園での戦いを振り返りました。
仲井慎 投手兼内野手:
「甲子園大会で準優勝が出来たのも、山口県の支援のおかげだと思ってます。本当にありがとうございました」
赤瀬健心 外野手:
「甲子園というすばらしい舞台で山口県の代表として堂々と試合することが出来ました」
村岡知事は「気迫に満ちたプレーの一つ一つが県民に大きな勇気と深い感動を与えてくれた」と選手たちをたたえました。
坂原秀尚 監督:
「改めていろんな方に応援していただいたんだなって実感しています。本当に深く感謝いたしております」

下関国際は10月に行われる栃木国体への出場も決まっていて、夏果たせなかった全国優勝を目指します。

下関市役所でも、下関国際高校の選手らが乗るバスが到着すると、待ち受けた市民や市の職員らが拍手で出迎えました。
前田下関市長に選手ひとりひとりが紹介された後、山下世虎キャプテンが「たくさんの声援が準優勝につながった」と、お礼の言葉を述べました。前田市長は「大阪桐蔭戦のあと、市内の雰囲気が変わった。皆さんの活躍に感謝したい」と選手たちをねぎらいました。