県警には、少年の非行防止や闇バイトの取り締まりなどを担当する2つの課が新設され、発足式がありました。
新設されたのは「人身安全・少年課」と「生活安全捜査課」の2つです。
「人身安全・少年課」は49人体制で、
少年非行や児童虐待の防止を担当します。
山口県警 人身安全・少年課 貞廣義徳 次長
「問題を抱える少年の立ち直り支援といった対策を関係機関と連携しながら実行高まる取り組みをより推進していきたいと考えております」
生活安全捜査課は21人体制で繁華街・歓楽街対策の強化を主な目的としていて
闇バイトや違法な貸金業、いわゆるヤミ金、それに悪質商法なども取り締まります。
山口県警 生活安全捜査課 藤田正吾次長
「これまでの捜査で培ったものを継続していくものと合わせまして」「組織的に犯罪に対処していきたいと考えています」
県内で去年、少年犯罪で摘発・補導された人数は265人。
ヤミ金や悪質商法などの生活経済事犯は43人でいずれも前の年より増えています。