山形県産フルーツの魅力を発信し、観光誘客につなげる方法を検討する会議がきょう県庁で開かれました。
県農政企画課・鈴木陽課長「地域ごとにポテンシャルのある場所というもののアイデアを出してフルーツを楽しめる場所にしようというのがフルーツステーション」

県は県産フルーツのブランド力向上と観光資源活用のため、官民が協力した「フルーツステーション」の設置を検討しています。
フルーツステーションにはカフェの設置や、イベントの実施などが想定されているほか、県内各地のステーションが連携することで、情報発信力を強化したいとしています。
県の説明に、農園関係者からは。
参加者(観光農園経営)「フルーツステーションと言われても何なのという感じなので、みんなで共有しながら(アイデアを)つくる時期」

また、民間の運営となる場合、フルーツがとれない冬にどう採算をとるのかなどの意見も出されていました。
それでも、期待の声も。
参加者(果樹農家)「くだものを盛り上げる点ではいい取り組み。発信しているが(結果に)結びつかないのが現状だと思う。県ぐるみでやってもらえるのはありがたいこと」
県は、今後も意見交換などを続け、2026年の事業化を目指すということです。







