まず、熱中症の危険度を表す指標に暑さ指数というものがあります。

暑さ指数とは

温度に加え湿度、日射や輻射などを加味した指標です。
33以上と予測された場合に熱中症警戒アラートが発表されます。

その発表された際の注意ポイントなんですが、「暑さを避ける」ということ、あとは「水分補給」この2つが特に大事です。
また、高齢者や子供は、非常にリスクが高いので、声掛けを積極的にお願いします。

熱中症の疑いがあるときの応急処置は

では、熱中症の疑いがあるという場合の応急処置についてです。
「顔が赤い」「体温が異常に高い」あるいは「大量の汗をかく」そういった場合は熱中症の疑いがあります。

ではチェックポイントを3つ紹介します。

まず1つ目のチェックポイントは「熱中症を疑う症状があるか」です。
症状としては「めまい」「立ちくらみ」「頭痛」「嘔吐」「意識障害」そういったものがあります。

そしてもし疑いがあった場合、次にチェックするのは「意識があるかどうか」です。
反応がない場合には、すぐに救急車を呼んでください。

ある場合には、涼しい場所に避難し、体を冷やすことが大事です。

では体を冷やすポイントなんですが、近くに自動販売機やコンビニがあれば、冷たい氷、あるいは冷やしたペットボトルを用意してください。

冷やす場所です。
首の付け根、脇の下、あとは太ももの付け根などを冷やすと効果的です。

意識がある場合に次にチェックするのは「水分を自力で摂取できるかどうか」です。
吐き気を訴えている場合というのは、胃腸の動きで鈍っている可能性がありますので、口からの水分補給ではなく、病院での点滴が必要となります。
また、水分・塩分補給できるよという場合は、安静にして過ごしてください。
それでも症状改善されない場合は、医療機関を受診するようにお願いします。