山形銀行の推計で、今年夏のボーナスは、前の年に比べて2.7%増える見通しであることが分かりました。

これは、山形銀行が山形県内の賃金・労働・産業動向などに関する統計を参考に推計したものです。

それによりますと、今年夏のボーナスの支給額の見通しは、官公庁で前年比3.2%増の277億円、民間企業は前年比2.9%増の1094億円となっています。

官公庁と民間企業を合わせた1人あたりの支給額は、前年比2.7%増の32万2000円と推計されています。

この結果について、山形銀行では、官公庁は、国や県の勧告に基づき支給月数が引き上げられたため、民間企業は、人出不足や物価上昇を背景に賃金水準が上昇傾向にあるため、などと分析しています。

なお、山形銀行の推計では、夏、冬を通した場合、4期連続で支給額の増加となっています。