山形県東根市では、地理的表示GIに登録されている「東根さくらんぼ」の品評会が開かれました。
報告・鈴木竜弘「今年も厳しい国の地理的表示GIの出荷基準を満たした東根さくらんぼ・佐藤錦の品評会が開かれています。見て下さい。今年も大きくて赤くつやもあります。おいしそうなさくらんぼに仕上がりました」

今年の品評会には、農家が丹精込めて育てた佐藤錦59点が並びました。
品評会は、パック詰め部門とバラ詰め部門に分けられ、大きさや色づきや糖度など9項目で評価が行われました。
今年は、4月に霜の被害を受けた園地がありましたが、その後の生育は順調で、平年並みの収穫量が期待されるということです。

審査の結果、パック詰め部門は岡崎貴嗣さんの佐藤錦が最優秀賞に選ばれました。
パック詰め部門最優秀賞・岡崎貴嗣さん「これまで何度も出展して、今回が初めての受賞。すごくうれしい。鮮度の高い時期に全国のお客さまにお届けして召し上がっていただきたい」

また、バラ詰め部門では土田悠貴さんの佐藤錦が最優秀賞に輝きました。
9日審査された佐藤錦は、10日、東京の豊洲市場で競りにかけられます。
去年は、最優秀賞の佐藤錦が130万円で競り落とされましたが、今年はさらに高値がつくのか、注目されます。








