山形市の料亭文化を彩るやまがた舞子のデビューにカメラが密着。
伝統芸能をつなごうと奮闘する4人の新人たちの姿を追いました。

舞を披露したのは3月に14期生として入社した豆はなさん、まつりさん、美咲さん、ゆめ花さんの4人。

新型コロナの影響でお披露目会は5年ぶり。

招かれたおよそ70人の関係者を前に堂々と舞を披露しました。

こちらの「まつりさん」は、4人の中で唯一、県外の出身。

夢を追いかけ、栃木県からやってきました。

入社式に臨むまつりさん「母が昔、花柳界に携わっていたことがきっかけで、小学校ぐらいから舞子さんになりたいという夢だったので、夢を追いかけるためならと思って」

あれから3か月。

成長した娘を見届けた母は。

まつりさんの母「とても感動しました。まつりらしさを前面に出しながら、山形の魅力を発信して、もっともっと山形が全国的にも有名になって魅力的に感じて頂けるような舞子になってほしい」

また最後には、先輩のすみれさんも加わり、5人による演舞も披露されました。

ゆめ花さん「このデビューのために、日々、たくさんのお稽古をしてきたので、まずは無事に終えることができてとても安心している」

まつりさん「山形の伝統文化を受け継いでいけるような舞子さんを目指して、毎日がんばりたい」

無事にデビューを終えた4人。

これから、やまがた舞子として、お座敷やイベントなどで舞を披露するということです。