「子どもたちが標準語で…庄内弁ユーザーが途絶えてしまうのかなと」始めた動画投稿

ナマリ―・ポートマンこと堀綾乃さん
「子どもたちが『〇〇だよね』と(標準語で)言っていることを聞いて周りからも庄内弁を使っていない話を聞いて。人口も徐々に減ってくるわけで、庄内弁ユーザーが途絶えてしまうのかなと思って。子どもにも伝えたい」

堀さんは、去年9月、「ナマリ―・ポートマン」として動画投稿を始めます。

今では、ラジオに出演したり、地元紙から連載のオファーを受けたりするまでになりました。

さらに、長男の「はーちゃん」にも、変化が。

ナマリ―・ポートマンこと堀綾乃さん
「(長男がフォークを持って)食べていて、この辺りに付いた時に『ねかねかじゅう(べとべとする)』って。使い方が合ってると思って」

堀さんの狙いは的中!
はーちゃん、すっかり、ネイティブの庄内弁ユーザーのようです。

堀さんには今、さらに「Step!」したいことが…。

ナマリ―・ポートマンこと堀綾乃さん
「子どもに伝えるにあたってやっぱり面白くないと覚えないし、興味あることは覚えるからその流れで覚えてくれたらいいなと思って。
 庄内弁の歌詞でこういうのが面白いかなって思ったものを歌詞に入れ込んで、動きとともに作ってやれたらなと」

次の世代へとつないでいきたいもの。

それは、かつて自分が嫌いだった「地元・庄内」でした。

ナマリ―・ポートマンこと堀綾乃さん
「なんか大人が楽しそうにしているのが、やっぱり子どもにもいいと思ってる。人生“おもしぇぐ”!(おもしろく!)」