続いては「やまがたStep!」のコーナーです。
今回は、歯に衣着せぬ庄内弁で山形県庄内地域の魅力を発信する女性を紹介します。
少子高齢化に県外への人口流出と、課題が山積する山形。
彼女が今、伝えたいこととは?
“訛って”活動する“ナマリー・ポートマン”さん

「“ナマリ―”です。訛って活動してます」
“ナマリ―・ポートマン”を名乗る、山形県鶴岡市の堀綾乃さん(37)です。

堀さんは、農業関連の団体職員として働く傍ら、庄内弁を使って地元の魅力をインスタグラムで発信しています。
ところで、どこかで聞き覚えのある名前、ですが・・・?
ナマリ―・ポートマンこと堀綾乃さん「ナタリー知ってますか?ナタリー・ポートマンって言う女優。私も知らなかったんだけど、実は。『訛り』とかけられるかなって。覚えてもらいやすいから」
意外と、単純なようです。
ちなみに、撮影機材は…。
堀綾乃さん(Q:本当にスマホ1台だけで?)「1台だけ!何もない本当に。あとはやる気だけ!気合とノリ!」
動画に登場するのは、主に庄内地方の農家や、地元の食材を扱うお店。
この日も、共に庄内を盛り上げる仲間の元へ撮影にやってきました。

特に打ち合わせもなく、本番スタート!ですが・・・
堀綾乃さん「…あ、撮れていない!!もう1回やるか」
ハプニングも織り込み済みです。
カメラに向かう堀さん「ナマリーで~す!きょうはターメリックコーディアルどご試飲さ来たぞ~!」
移住してきた人「『ねかねかとする(べとべとする)』知らなかったんです私。『ねかねか』って?今3年経ってやっとできた、リスニング能力が。なので本当に(ナマリ―の動画は)勉強になっています」
堀さんの動画は、移住してきた人が、地域に馴染むためのツールにもなっているようです。
堀さんが、庄内弁にこだわる理由、それは…。