山形市の東北芸術工科大学で、22日からデザインを学ぶ学生たちの作品展が開かれています。
報告・矢野秀樹「グラフィックプレゼンテーション、きょうから始まりました」

会場を彩る、色とりどりのデザイン。東北芸術工科大学で22日始まった作品展には、グラフィックデザイン学科の学生たちの作品、およそ300点が展示されています。

報告・矢野秀樹「人形に、部屋。どれも細かで繊細な作品ばかりですが、ボールペン1本で書き上げているんです」
グラフィックデザイン学科3年・古川このみさん「崖の上から真上から覗いて撮ったような作品」

古川さんが3週間ほどかけて描いたのは海。波の濃淡も、全て1本のボールペンで仕上げています。

グラフィックデザイン学科3年・古川このみさん「とにかく細かくクルクル書いた。遠くから見たり色んな表情を見てほしい」
会場には、見るだけでなく、実際に触って楽しめるものも。

こちらの、今にも飛び出しそうな巨大なポスタービジュアルも作品のひとつ。

訪れた人「実際見ると立体的で色鮮やかで入ってすぐのインパクトだったので見ていて楽しくなった」
グラフィックデザイン学科3年・小松世奈さん「グラフィックプレゼンテーション2023の象徴となっている感じがしてうれしい」
グラフィックのデザインは会場を案内する矢印や、スタッフの胸元の缶バッジにも取り入れられています。

グラフィックデザイン学科3年・小松世奈さん「一つのものを色んな視点から見て色んな解釈ができる。そういう発見を楽しんでもらえる展示会になれば」

この作品展は、東北芸術工科大学で今月28日まで開かれています。







