今週末に山形県米沢市で開催される「上杉雪灯篭まつり」。

3年ぶりの通常開催に向け、地元の高校生が汗を流しました。

今年で46回目を迎える「上杉雪灯篭まつり」。



米沢工業高校では毎年、会場となる上杉神社の参道に雪灯篭を作っています。

きのう(7日)、1年生63人が行ったのは、「トーフ」と呼ばれる四角い雪の塊を作る作業。

木の板で四方を囲み、その中に雪をどんどんと入れていきます。

生徒「大変です。上に雪を上げる所が大変です」

生徒「楽しいです。伝統があるから熱い気持ちになりますね」

「上杉雪灯篭まつり」は、新型コロナの影響で3年ぶりの通常開催。

生徒たちは、街に明かりを灯したいと一生懸命作業していました。

米沢工業高校・伊藤愛さん「米沢は『冬といえば雪灯篭』みたいなところがあるので、おととし、去年はなかったので、その分も目で楽しんでほしいと思います」

米沢工業高校・佐藤峻也さん「一つ一つ作るのにこれほど大変な思いをすると知り、とてもためになる授業でした。米沢全体の人が笑顔になれるようなお祭りを開催してほしい」



作られた15基のトーフはあす削られ、灯篭の姿になります。

11日からのまつりに向け、作業は続いていきます。