山形県鶴岡市で12月31日に発生した土砂災害について、吉村知事はきょう(11日)二次災害を防ぐための対策を強化していくことを明らかにしました。

12月31日に鶴岡市西目(にしめ)で起きた土砂災害では、住民2人が死亡したほか、周辺の住民がホテルなどで避難生活を送っています。

吉村知事はきょう(11日)の定例会見で、専門家による現地調査の結果を踏まえ、亀裂の入った斜面などに順次、雨水の侵入を防ぐブルーシートを設置していくことを明らかにしました。

また、鶴岡市はきのう(10日)から地滑りを観測する「地盤伸縮計(しんしゅくけい)」の設置作業をはじめていて、13日から斜面の動きを調査していくということです。