山形県がまとめた最新の人口動計によりますと、県内の推計人口は99万2000人余りとなり、前の月に比べて1100人以上減少したことがわかりました。県内すべての市町村で人口が減少しています。

山形県が発表した令和7年12月1日現在の推計人口は、前の月より1113人少ない、99万2406人となりました。

減少の内訳は、死亡数から出生数を引いた「自然動態」は1028人の減少。県外からの転入から転出を引いた「社会動態」は85人の減少となっています。

特に「自然動態」では、1か月間の出生数が321人だったのに対し、死亡数はその4倍を超える1349人にのぼり、人口減少の主な要因となっています。

また、地域別では県内すべての35市町村で人口が減少しました。一方、世帯数は40万1670世帯で、こちらも前の月に比べて140世帯減少しています。

山形県の人口は、今年4月に100万人の大台を割り込んで以降も、減少傾向に歯止めがかからない状況が続いています。