人や物の移動が多くなり輸送の需要が高まる年末年始を前に、運送事業者を対象とした安全総点検が始まりました。
タイヤを冬用に取り換えるこの時期、安全管理は特に重要です。
この安全総点検はバスやタクシー、トラックに旅客船など運送事業者の安全に対する意識を高めることを目的に行われていて、山形運輸支局では来月10日までに県内15の事業者の安全対策状況を確認します。
きょうは山形市の運送会社に東北運輸局の職員5人が訪れました。

点検では、ドライバーがアルコールチェックを行い運行管理者に報告するまでの流れや、運転前の車両やタイヤの点検の様子などを確認しました。

重点的に点検したのがタイヤのホイールナットの締め付け作業です。

東北運輸局によりますと、昨年度県内では大型車の車輪脱落事故が9件起きていて、東北地方で最多となりました。








