11日午前、河北町の工場でエアコンの設置作業をしていた宮城県の男性が脚立から1.6メートルほど下の地面に転落し、意識不明の重体となっています。
警察によりますと、11日午前10時40分ごろ、河北町の工場でエアコンの設置作業をしていた宮城県大和町の設備工事業の男性(52)が、脚立から1.6メートルほど下の地面に転落しました。この事故で男性は、頭を骨折するなどの大けがをして意識不明の重体となっています。
救急隊が駆けつけた時、男性は意識があり会話もできる状態でしたが、搬送先の病院で容体が急変したということです。
男性はきのう午前8時半ごろから、5人で工場内の置き型エアコンの設置作業をしていましたが、設置後エアコン上部のパイプから水漏れしているのを見つけたため、1人で脚立に上りパイプのキャップを閉めていたということです。
警察によりますと、近くで作業をしていた同僚が男性が転落したところを目撃し、119番通報しました。男性は当時ヘルメットを被っていて、何らかの拍子にバランスを崩し転落したとみられています。警察が事故の原因などを詳しく調べています。







