全国高校ラグビー県大会の決勝がきょう行われ、山形中央高校が3年連続31回目の花園出場を決めました。
11年連続同じ顔合わせとなった山形中央と山形南による決勝戦。

先制したのは紺のジャージ山形中央でした。試合開始直後の前半3分、ロックの阿部が相手選手のタックルを正面から跳ね返しトライを決めます。

その後も山形中央がトライを決め、そのまま差を広げるかと思われましたが、前半26分、自陣深くのスクラムから仲間のパスを受けた山形南の主将・フルバックの中川が、100メートル近くを走り切る渾身のトライを決め、試合を12対7で折り返します。

しかし後半は、山形中央・阿部のこの日4本目となるトライや、センター佐竹が2本のトライを決めるなど、フォワード・バックスどちらでも点を取れる得点力を見せ、後半だけで36得点。
結局、48対7で山形中央が勝利し、3年連続31回目の花園出場を決めました。
山形中央 佐竹勇星 主将(3年)「前半は苦戦したんですけれど、後半に点を取れて今は安心しています。去年は花園で21対17の4点差で負けてしまったので、今年は花園1勝という目標を掲げているので、一回戦を突破できるように頑張っていく」

全国大会は東大阪市の花園ラグビー場で12月27日に開幕します。
