天童市によりますと、15日の午前に山形県天童市山元にあらわれた子グマとみられるクマ1頭は、さきほど猟友会が発砲し駆除されました。

午後2時半ごろ、現場に銃声が響きました。

15日の午前11時5分ごろに、国道13号のそば、角行橋付近にあらわれたクマ。その後、市と警察が市内を流れる倉津川に追い込みました。倉津川は堀のように窪んだ構造で、その地形を利用してクマを追い込みました。

クマは川伝いに国道13号の東側に移動し、午後になり倉津川の茂みの中で寝ているのが確認されていました。

現場に足を運んだ新関市長は「今回、緊急銃猟は行わない」との方針を示し、麻酔銃で対処するとしていましたが・・・午後2時半、現場の猟友会が発砲し、クマを駆除しました。

現場の猟友会関係者によると、体長50センチほどの子グマとみられるということです。今回クマが駆除された場所は市の中心部からさほど離れていない場所ですが、市はTUYの取材に対し、今回は「緊急銃猟」ではなく「有害鳥獣捕獲」だとしています。