様々な文化と共生することを学ぶやまがたグローカルイノベータ育成事業の一環できのう山形県鶴岡市の高校で、外国人実習生による授業が行われました。

やまがたグローカルイノベータ育成事業とは、県内企業で働くの外国人と交流し山形県の魅力の再発見と異文化への理解を深めるために今年から始まった取り組みで
県内17の高校が対象です。

きのうは、県立鶴岡工業高校に鶴岡市の機械部品製造会社のベトナム人実習生、ファン・ディン・トゥオンさんが訪れ授業を行ないました。

トゥオンさんは自己紹介や仕事の内容、自分が作った金属加工品の説明などをしたほか、質疑応答では生徒たちと笑顔でやりとりし、親睦を深めていました。

生徒「外国人と関わるというのはこれから就職するうえで大切なことだと思うのでこの経験は貴重だと思ったし、トゥオンさんとの会話も楽しくて、コミュニケーションの仕方を学べた」

生徒「(トゥオンさんの仕事は)自分でやるとなったら絶対にできないと思って、
すごいと思った」

サンテック ベトナム人実習生 ファン・ディン・トゥオンさん「日本語は難しいですが、生徒の皆さんが楽しんでくれて、よかった。ありがとうございました。いっぱい勉強して、知識と経験を得てきたい」

鶴岡工業高校では、今月28日にもやまがたグローカルイノベータ育成事業としての授業が行われ、異文化交流を通して国際感覚を養うということです。