国民の生活がまったなしの苦しい状況である中・・・自民党総裁選挙の投開票が4日に行われ、高市早苗さんが女性初の新総裁に選出されました。

山形県内では、小泉進次郎さんが最も多い得票でした。県選出の代議士・遠藤利明さんが小泉氏支持を表明していたことや、古い体質の刷新を求める意思などが小泉氏支持の形となったとみられます。

県内の開票内容を振り返ります。

自民党山形県連では4日の午前10時前から党員・党友票の開票作業が行われました。県内の党員・党友は9184人で、投票総数は6895票。投票率は75.08%と前回を1ポイントほど上回りました。


県連の開票結果は小泉進次郎さんがトップの2438票。高市早苗さんは2番目でした。



午後からは国会議員の投票が行われました。

改めてご紹介すると、県選出の自民党国会議員が支持を表明した候補は遠藤利明さんが小泉さん、鈴木憲和さんが茂木敏充さんを、加藤鮎子さんは前回、小泉さんを支持しましたが、今回は選挙管理委員のため明らかにしていませんでした。

1回目の投票では高市さんが党員・党友票を伸ばしてトップになりましたが、過半数を得られず、小泉さんとの決選投票に持ち込まれました。その結果、高市さんが女性初の新総裁に選出されました。

自民党・高市早苗新総裁「皆さまと共に自民党をもっと気合の入った明るい党にしていく」


県連の伊藤幹事長は新総裁に期待を示しました。

自民党県連・伊藤重成幹事長「自民党が大きく変わる前触れですし、ピンチをチャンスに変えていく大きな要因になって欲しい」

街の人の人は「嬉しいですね。頑張って欲しいです」 

街の人は「経済対策ですね。物価高対策。まず取り組んでもらって」

参院選の公約実行がまったく進まず動きを見せない中、物価高などはどんどん進んでいます。国民の生活を守ることが最重要課題であるはずの国会議員として、新総裁はどんな動きを見せるのか。有権者がしっかりと見ていくことが求められます。