山形県の吉村美栄子知事は、きょうアランマーレ山形が本拠地を秋田県に移転することについてコメントしました。

吉村知事は「アランマーレ山形が 2026-27 シーズンから本拠地を県外に移転することについて、昨日、SVリーグ理事会において承認されたことは、これまでの10年間にわたる活動が地域活性化につながってきたことを考えますと、大変残念であります」と今回のアランマーレ側の判断に喪失感を示しました。

アランマーレ側が酒田市をマザータウンと位置づけ、今後も活動するとの姿勢を示していることについては、「今後も、県内での公式戦の開催や、ジュニアチームの運営等を通じて、本県とのつながりが大切に育まれますことを期待しております」として、チームに対し、これまで応援してきたファンが大勢いる山形県への配慮を求めました。

アランマーレ山形は、今回の移転について、あす秋田県で会見を開きます。その場でチームフロント陣が何を語るのかが注目されています。