園内でクマが目撃されたことを受け、今月12日から閉園していた山形市の西蔵王公園は、安全が確認されたとして、きょうから利用が再開されました。
園では、クマの餌となるごみや食べ残しなどは持ち帰るよう呼びかけています。
今月12日の午前1時半ごろ、山形市の西蔵王公園内でクマ1頭の目撃情報がありました。これを受けて、園では利用者の安全を確保するためとして閉園の措置を取っていました。
クマの目撃情報を受け、園では毎日、朝と夜に爆竹を鳴らしクマを追い払う対策を行ってきたほか、巡回も強化してきたということです。
園によりますと、12日以降に園内でのクマの目撃情報はなく、安全が確認されたとしてきょうから園の利用を再開することを決めたということです。
夏休み中、多くの利用者が見込まれる西蔵王公園。園では引き続き、公園の安全対策を徹底するとしていて、利用者にはごみや食べ残しなどは持ち帰り、安全に楽しんでほしいと呼びかけています。