今年4月に実施された全国学力テストの結果がきょう公表されました。中学生の数学に課題が見られるようです。

全国学力テストは、子どもの学力状況を把握するため小学6年生と中学3年生を対象に全国で行われているもので、県内では、今年4月に国語、算数・数学、理科のテストを受けています。



きょう公表された結果によりますと、県内の中学3年生の正答率は国語と理科は全国平均とほぼ同じでしたが、数学は全国平均を下回りました。



特に数学は45%と全国平均よりも3.3ポイント低く、過去5年で最も大きく下回りました。



数学的な用語や図形の性質に対する理解、面積や数量の大きさの求め方などに課題が見られるということです。

一方、小学6年生は、国語と算数は全国平均を下回り、理科は全国平均を上回っています。



県教育委員会は、学力の育成に結び付く授業が各学校に浸透するよう、市町村の教育委員会と 連携していきたいとしています。