自転車の盗難被害を防ごうと、山形市でけさ、警察などが通学する高校生などに確実な施錠を呼びかけを行いました。

「自転車の盗難の防止に協力お願いします」

きょうは通学時間に合わせ警察や警備業協会の関係者がJR北山形駅前で呼びかけを行いました。

山形警察署によりますと、今年、先月末時点で、県内で確認された自転車盗難の件数は138件でした。

去年の同じ時期に比べ1件減少しているものの、カギをかけていなかった自転車が盗まれる被害は去年より11件増加し112件となっています。

このため関係者は 高校生をはじめ駐輪場を利用する人に駐輪後にはカギをかけるよう呼びかけていました。

高校生「周りでも自転車盗まれたとか友達にもいたりするので、1個のカギだけじゃなくて2重カギを徹底しています」

高校生「乗るときとか降りるときにカギをしめるっていうひと手間だけで自転車が盗まれるという大きなことを防ぐことができるので私はこれからも続けたい」

山形県警察生活安全企画課 荒井厚詞 警部「(自転車盗難の)8割近くが、無施錠による被害なのでカギかけをしていただいて1件でも自転車の盗難件数が少なくなるようしていきたい」

去年からは防犯を呼び掛けるチラシの配布にあわせ、カギをかけていない自転車への防犯タグの取り付けを行っていて警察は盗難被害を減らすよう確実な施錠を呼び掛けています。