山形県鶴岡市と市の社会福祉協議会が、災害時のボランティア活動を円滑に行うことなどを目的に、ボランティアセンターの設置・運営に関する協定を結びました。

きのう(24日)鶴岡市と協定を締結したのは、鶴岡市社会福祉協議会です。

この協定は災害時の被災者生活支援を目的に、鶴岡市と鶴岡市社会福祉協議会が、ボランティアセンターの設置やボランティア活動での役割、費用負担などを定めたものです。

鶴岡市社会福祉協議会は去年7月の大雨で被害を受けた鶴岡市の三和地区や戸沢村の蔵岡地区などでボランティア活動を行なって来ました。

鶴岡市社会福祉協議会 山木知也 会長「去年の水害であるとか、当然、災害ボランティアセンターというような形でやってきたが、その時々の担当者同士の話し合いで立ち上がってきたということがありますので、それを市との間で明確にする。
という意味合いでは意義は大きい」

また協定により、道具の購入費や職員の時間外労働の人件費を市が負担することになるため、ボランティアの手厚いサポートにつながります。



社会福祉法人鶴岡市社会福祉協議会 山木知也 会長「明確になりましたので、迅速に動くことが出来るだろうと思っていますし、費用負担もそれなりの費用を市から負担していただけることになっていますので、その辺の心配はしないで、活動できるようになると思う」

鶴岡市社会福祉協議会では、今後さらに市と連携し、有事の際の支援活動に力を入れるとしています。