来月投開票が行われる参議院議員選挙を前にきのう(24日)県警察本部に各警察署の署長らが集まり、選挙違反の取り締まりを強化することを確認しました。
会議には、警察本部幹部や県内に14ある警察署の署長や刑事官などおよそ130人が出席しました。

参議院議員選挙は来月3日に公示され、20日投開票が行われます。
会議の冒頭、水庭誠一郎本部長が訓示し取締りの徹底を呼び掛けました。
山形県警察本部 水庭誠一郎 本部長「悪質な違反については看過することなく検挙するという強い決意のもとに徹底した取り締まりを推進し、県民の期待に応えていただきたい」

県警によりますと、今月23日現在、比例代表に関する文書掲示で警告が1件出されています。
前回3年前の参院選では、14件の警告が出されていて、書類送検は2件となっています。

会議の中で水庭本部長は近年、街頭演説などへの悪質な妨害やSNS上での嘘の情報の拡散などが問題となっていることを挙げ、これらに対しても迅速かつ的確に対応することを呼びかけました。