山形県東根市できょう、国の地理的表示GIに登録されている「東根さくらんぼ」の目揃え会が開かれ、関係者が出荷基準を確認しました。
佐藤友美アナウンサー「こちらは真っ赤に色づいた東根さくらんぼ。このさくらんぼにはある特別な基準が設けられているんです」

主力品種・佐藤錦の誕生の地で、生産量トップを誇る東根市。
国の定める地理的表示GIに「東根さくらんぼ」として登録されています。

出荷には、全体の7割以上が色づき、直径2.2センチを上回るLサイズ以上の大きさであるなど、基準を満たす必要があります。

目揃え会に集まった生産者は市の担当者から栽培基準や出荷基準の説明をうけ、実際に規格外のものと見比べて確認を行っていました。
今年の「東根さくらんぼ」の収穫量は、先月28日に県が行った作柄調査と同様に
去年より多くはなるものの平年の7割から8割ほどとなる見込みです。

駒澤農園 駒澤順一さん「(目揃い会は)自分たちの慣れをなくすために一番大事。基準を守って良い商品お届けしたい」

「東根さくらんぼ」の佐藤錦は今月中旬に出荷のピークを迎えます。