■事故現場は「スピードが乗る」
事故の状況などをふり返ります。
26日の昼すぎ、山形県南陽市の県道でトラックと軽トラックが正面衝突した事故で、意識不明となっていた18歳の男性の死亡が確認されました。
警察によりますと、この事故は、26日の午後0時半ごろ、南陽市金山の県道で軽トラックが対向車線にはみ出しトラックと正面衝突したものです。

この事故で、軽トラックを運転していた南陽市の会社員、小林尚史さん(18)が
頭蓋骨を骨折し、意識不明の状態で病院に搬送されましたが、26日午後9時半ごろに死亡が確認されました。死因は、多発外傷などでした。
消防によりますと、発見時、小林さんは車体に挟まれた状態で頭から血を流していたということです。

トラックを運転していた山形市の男性(68)にけがはないということです。
現場は見通しのよい道路ですが、この道をよく知る人は「スピードが乗る」と話す場所です。
警察が、ブレーキ痕の有無なども含めて現場の状況と事故の原因などを詳しく調べています。
今年県内で起きた交通事故による死者はこれで6人となりました。
