庄内地方に住む60代の女性がつつが虫病に感染したことがわかりました。

県内では今年初めての感染確認です。

県によりますと、今月3日、庄内地方に住む60代の女性に発疹や倦怠感、下痢や嘔吐などの症状が出たということです。

女性は9日に医療機関を受診し現在も入院しています。

検査の結果、女性はつつが虫病と診断されました。

女性は症状が出る前から複数回山に入って山菜採りをしていて、県ではその時に
ツツガムシに刺されたことで感染したとみています。

県内でつつが虫病の感染が確認されたのは、今年初めてです。

つつが虫病はダニの一種のツツガムシの幼虫に刺されることで感染します。

過去10年の県内の発生状況を見ると、5月の発生が18件と最も多くなっています。

県では、ツツガムシは春から初夏のこの時期が活発に活動するとして注意を呼びかけています。