山形県河北町の県立谷地高校の生徒たちが、町に伝わる国の重要無形民俗文化財、林家舞楽(はやしけぶがく)について学ぶ授業に取り組んでいます。

林家舞楽は、河北町の谷地八幡宮で代々宮司を務める、林家に伝わる一子相伝の舞楽で、1200年もの歴史を誇り国の重要無形民俗文化財に指定されています。
県立谷地高校では、生徒たちに地元への愛着を持ってもらおうと、「総合文化」の科目を選択した3年生16人を対象にこの林家舞楽を学ぶ授業を行っています。

「ゆったり構えて肘広げるような感じで(笛を吹く)」

生徒たちは3つのグループに分かれ、雅楽の楽器である篳篥(ひちりき)や龍笛(りゅうてき)の扱い方や、舞いで披露する曲の練習を行っていました。