こどもに多く見られる「リンゴ病」の患者数が増加していて、県内では3週連続で警報レベルが続いています。
県衛生研究所によりますと、先月27日までの1週間で、県内26の小児科定点医療機関から報告があった「伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)」いわゆる「リンゴ病」の患者数は92人で、前の週より11人増加しました。
1定点あたりの患者数は3.54人となり、3週連続で警報レベルとなっています。保健所別では村山保健所で57人、山形市保健所で12人、置賜保健所で16人といずれも警報レベルとなっています。
「リンゴ病」は微熱やかぜの症状などが出て両頬に赤い発疹(はっしん)が出るのが特徴で、子どもに多くみられます。
飛沫や接触により感染するため、県では引き続き、石けんでの手洗い、換気、適切なマスクの着用など感染対策を呼びかけています。