100歳を超え一人暮らしを続ける女性を主人公にしたドキュメンタリー映画の上映が山形市できょうから始まりました。

映画に込めた思いを監督に聞きました。

RCC・中国放送が製作したドキュメンタリー映画、「104歳、哲代さんのひとり暮らし」は、広島県尾道市で一人暮らしをする石井哲代さんの、101歳から104歳までの暮らしを記録した作品です。

石井哲代さんは、長い間教員として人生を歩み、83歳の時に最愛の夫を見送ってからは一人暮らしとなりました。

映画では姪や近所の人たちに支えられ、時には公的なサービスを受けながらも笑顔で日々を生き抜く、哲代さんの暮らしが描かれています。

山本和宏 監督「哲代さんの物語を見ながらも、自分だったり自分の家族だったりを投影できる作品かと思います」

哲代さんは先月29日に誕生日を迎え、105歳になりました。

監督の山本和宏さんは、この作品に「老いる」ことについてのメッセージを込めています。