山形県のコメづくりについて検討する会議がきのう(23日)山形市で開かれ、高温に負けないコメづくりと日本一の品質を目指していくことなどが話し合われました。
県は、コメ作りについて去年から「やまがた温暖化対応米づくり日本一運動」と称して、高温に負けない生産体制づくりなどに取り組んでいます。

きのう(23日)は県や農協の関係者らが参加しての会議が開かれ、今年度の事業計画などを話し合いました。
県産米はおととし、猛暑の影響で一等米の比率がおよそ42パーセントと大きく落ち込みましたが、去年は温暖化に対応した米作りを行い、一等米比率が全国4位の92.4%まで回復しました。

温暖化はこれからも進むとして、今年度も高温に負けない生産体制づくりを柱に、
新品種の導入やスマート農業技術の普及などを進めていくことを確認しました。
県農林水産部県産米戦略推進課 中川文彦 課長「令和5年に高温少雨マニュアルという水稲の暑さ対策のマニュアルを作った。それを活用しながら、品質のいい米がたくさんとれるように生産者と取り組んでいきたい」

県はオール山形体制で、品質・食味、ともに日本一を目指すということです。