観光客
「(食べて)もぎたてが一番うまいですよね。甘いです!」

山形県寒河江市にある石倉観光柿園。
もぎたての柿をその場で味わうことができる、東北で唯一の観光柿園です。
寒さに弱い柿は、東北地方では栽培が難しいとされていました。
しかし、石倉観光柿園では、多くの人に柿の魅力を知ってもらいたいと、苗木を寒さから守る工夫などをして、4年前、東北初の観光柿園をオープンさせました。
きょうは宮城から団体客が訪れ、もぎたての秋の味を楽しんでいました。
観光客
「最高!柿狩りは初めてだ」
Q.何個くらい食べたいですか?
「10個!10個は無理だべー」

今、食べ頃になっているのは、鮮やかなオレンジ色が特徴の「早秋(そうしゅう)」。

それに、黄色い皮で、梨のような歯ごたえが特徴の「太秋(たいしゅう)」。
一見、早秋の方が甘そうに見えますが、糖度は早秋のおよそ15度に対して、太秋はなんと20度!
さくらんぼ並みの甘さなんだそうです。
ただ、程よい甘さの早秋も根強い人気。
石倉さんは、好みに合わせて自慢の柿を楽しんでほしいと話します。
石倉観光柿園
石倉康輔さん
「柿は硬いものから熟して柔らかい物まであるので
いろいろ食感を楽しんでいただけたら」
石倉観光柿園では、来月上旬まで柿狩りが楽しめます。