山形県米沢市の市道で、きのう走り去ろうとした軽トラックに手をかけた男性が転倒し、鎖骨を折る大けがをしました。
軽トラックはそのまま現場から走り去っていて、警察は軽トラックを運転していた男の行方を追うとともに、事件と事故の両面から捜査しています。
警察によりますと、きのう午後6時45分ごろ、米沢市窪田町東江股の市道で、近くに住む会社員の男性(40)が自宅の前に立っていた男を発見し、不審に思い声をかけました。

すると、男が近くに停めていた白い軽トラックに乗り込んだため、男性は、引き留めようと軽トラックに手をかけましたが、車が発進したことでバランスを崩し転倒しました。

男性は、右鎖骨を折る大けがをしましたが、軽トラックはそのまま現場から走り去ったということです。
男性と走り去った男に面識はありませんでした。

現場は周りに水田が広がる集落です。警察は、事件と事故の両面から捜査を進めていて、現場周辺の聞き込みや防犯カメラの映像などから、軽トラックを運転していた男の行方を追っています。
