県職員の新年度の人事異動がきょう内示されました。

持続可能な山形を作っていくことを目的に新たな部署が新設されるなどの組織改編が行われたほか、去年に引き続き女性管理職の割合が過去最高となっています。

吉村知事「これまでの取り組みを着実かつ継続的に推進するとともに、直面する新たな課題を積極果敢にチャレンジするための体制整備に留意する」

県職員知事部局では、1634人が異動となりました。

主な人事は、県教育長に須貝英彦元山形東高校校長。総務部長に小中章雄みらい企画創造部長。

みらい企画創造部長に會田淳士みらい企画創造部総合発展計画・DX推進監。防災くらし安心部長(兼)危機管理監に庄司雅人教育局長。

しあわせ子育て応援部長に齋藤恵美子しあわせ子育て応援部次長。健康福祉部長には酒井雅彦河北病院副院長が起用されました。

組織改編では、県民や各業界の声を聞きながら持続可能な山形を創出するとして
みらい企画創造部の中にいきいき山形未来企画室を新設し、新たに次長級のポストも設けました。

そのポストであるいきいき山形未来企画監(兼)次長には、太田久美子総務部秘書課長が起用されました。

また防災・減災対策の強化として、防災危機管理課に「防災学習・防災DX推進室」を新設するほか、豪雨災害からの早期復旧に向けて最上総合支庁と庄内総合支庁にそれぞれ対策室を新設します。

今回の人事異動では、課長級以上の女性管理職が108人となり、全管理職に占める割合は25.2%と去年の22%を上回り過去最高となっています。