鶴岡市・三川町の指定ゴミ袋が、来年度から新たなデザインに変わります。ゴミ袋には県内で2例目になる、ある試みが導入されます。
鶴岡市の家庭からでるごみの量はおよそ2万6700トン。年々減少傾向にあるものの、1年間で一世帯あたり150枚の指定ゴミ袋を使うということです。

このごみの処理には欠かせないゴミ袋を使った試みが、こちら。
ゴミ袋に事業者の広告を入れて販売するというものです。

鶴岡市廃棄物対策課 玉津卓生 課長「財源確保のほかに鶴岡の企業を元気にするために地域振興の意味合いも含めて広告掲載をした。清掃やゴミに関連する企業サービス業など数社問合せをもらった」
鶴岡市ではこれまで、財源確保やPRのため、市内のマンホールに掲載する広告を募集するなどしてきました。

今回はゴミ袋をつかったアイディアです。ゴミ袋に広告を掲載する取り組みは、県内では置賜広域行政事務組合に続いて2例目です。
広告掲載料は28万6000円から入札を行ない、申込金額が大きい事業者が、来年度の秋からおよそ1年間ゴミ袋に広告を出すことが出来ます。
来年度は740万枚製造予定のゴミ袋。生活必需品ということもあり市民は広告主の名前を見かけることが日常になりそうです。

今回は1種類のみの募集ですが市では反応をみて対応を検討したいとしています。
鶴岡市廃棄物対策課 玉津卓生 課長「広告の面積が小さくなるので効果がいかがなものかあるが状況をみて考えていきたい」
応募の締め切りは今月27日までで、市ではホームページで手続きを確認し申し込みを行なってほしいとしています。