きょうは春分の日、彼岸の中日です。山形市内の寺では、朝から墓参りに訪れる人が見られ、家族や先祖に思いを馳せていました。



山形市緑町の正願寺です。

今年の春の彼岸は、17日から23日までで、春分の日のきょうは、彼岸の中日とされています。



けさは、花やお供え物を手に多くの人が墓参りに訪れ、線香をあげると家族や先祖をしのび静かに手を合わせていました。

訪れた人は「ご先祖様にいまあることに感謝しながらお参りしている。今年の冬は、家族のみんなが風邪をこじらせて、寝込んだりしていたので、健康に注意して元気で過ごせるようにとお願いをした」



訪れた人は「ちょうど10年です、今年で。おかげさまで元気に過ごせていますと報告しています」

正願寺によりますと、近年は、住宅事情の変化などもあり共同で墓を管理する永代供養をする人も増えているということです。



墓参りに訪れる人の数はきょうがピークで、正願寺では、彼岸の間に、およそ3000人が訪れると見込んでいるということです。